Poodle - ローカルのテスト環境

Poodle - ローカルのテスト環境

- Mari Yamauchi の投稿
返信数: 23
Poodle というツールが便利そうです(白石先生、ありがとうございます)。

作成・編集中のMoodleコースをオフラインでテストする環境がほしい(既存のコース自体はいじらないで、テーマのカスタマイズやプラグインを試してみたい時など)方にはとても便利かと思います。

使い方の概略はこのような感じです:
1. Poodleをコンピュータにインストール
2. 自分のPoodle に既存コースをリストア→編集→バックアップ→自分のMoodleサイトにリストア

Poodle のダウンロードはこちらです:http://www.maflt.org/products/poodleこちらにPoodle に関する MoodleNews のオリジナル記事があります:

※私はまだ試していません。
評点平均:有益(Useful) (2)
Mari Yamauchi への返信

Re: Poodle - ローカルのテスト環境

- Tatsuya Shirai の投稿
概略の報告ありがとうございます! ついつい振ってしまいました。

反省の意も込めまして、私も少しだけ調べました。
技術的なPoodleのポイントはPortableAppsであるということのようですね。PortableAppsが何者か知らなかったので少し調べました。
http://portableapps.com/about/what_is_a_portable_app

どうやらUSBドライブなどのリムーバルメディアにソフトウェアをインストールするシステムであり、Windows用であること。USBドライブ上にインストールしたPortanleApps規格(?)のアプリケーションであれば、実行されるPCの環境が共にWindowsであればドライブレターが変わったとしても動作に支障が無いこと、アプリケーションの実行後にPortableAppsのドライブ以外のドライブには一切の痕跡を残さないこと。

推測ですが、xamppliteのようなWebサーバ、PHP、MySQLなどのWebサービスを提供するソフトウェア群とMoodleのソースをUSBドライブなどにインストール(単にコピーなのかは不明)しましょうというものでしょうか。

もしMoodleの機能がほぼ全て動くのであれば、インターネット接続できない環境でデモンストレーションを行ったり、USBメモリにオフラインで動くMoodleをインストールしたイメージを複製して体験版として配布することも考えられますね。勿論、本来の利用目的である、コースを丸々、オフライン環境に持ち出す、という利用目的も有用です。これは以前石川先生が構想されていたCourae scraperの考えの実装の一つの解と言えそうですね。
Tatsuya Shirai への返信

Re: Poodle - ローカルのテスト環境

- Mari Yamauchi の投稿
詳細をありがとうございます。試したいプログラムがありまして(急ぎではないんですが)、ちょっと飛びついてしまいました。

今中心がmacになってきているので、Windows専用というのが痛いのですが、古いwindowsでPoodleしようかな...とも思っています。

Tatsuya Shirai への返信

Re: Poodle - ローカルのテスト環境

- Tetsuo Kimura の投稿
これは大変便利ですね。学会発表などでMoodleの動作を見せるとき、インターネット接続ができない環境でも、これで大丈夫ってことですよね。これまでは、自前でWiFiを用意するか、画面をキャプチャした動画を用意することで、デモを行っていたのが、ぐっと楽になると思います。今すぐには時間がないですが、ぜひ試してみたいです。
Tetsuo Kimura への返信

Re: Poodle - ローカルのテスト環境

- Tatsuya Shirai の投稿

 そうですね.学会だけではなく,学内などでMoodle講習会やMoodleとはなんぞやという説明を行う際に,利用する教室を選ばないのも助かります.

 自信は無いのですが,特定のコースのみをインポートしたPoodleをzipでイメージ化して,学生にはそのイメージをUSBメモリに展開して自宅で独習できるよ!とコースを提供することもできます.自宅にネット環境が無くても,電車の中でも,ホテルでも,独習できるのはいいですね.課題提出はできませんが(笑).
(それともネット接続可能な環境に行けば提出できたりする?)

Tatsuya Shirai への返信

Re: Poodle - ローカルのテスト環境

- Tatsuya Shirai の投稿

 石川先生のCourse scraperの構想について,奥村先生が紹介したMoodleStickというものも,もしかしたら似たようなコンセプトのシステムかも知れません.

http://moodle.org/mod/forum/discuss.php?d=141923#p620353

だとしたら,どちらが楽か,制限が少ないか,対応機種が広いか,が選別のポイントになりますね.

Tetsuo Kimura への返信

Re: Poodle - ローカルのテスト環境

- Tetsuo Kimura の投稿
あまりに簡単にPoodleの立ち上げまでできたので、今度の日曜日の発表で使ってみても・・・と思い、使用中のMoodleサーバーからコースバックアップを作り、Poodleにリストアしたのですが、なぜかWikiの中身が移りません。ユーザー情報も移りません。ユーザー情報がリストアされないからWikiの中身が見えないのでしょうか?
今回は話の半分がWikiなので利用をあきらめますが、Poodleにはすごくいろんなポテンシャルを感じます。
Tetsuo Kimura への返信

Re: Poodle - ローカルのテスト環境

- Tetsuo Kimura の投稿

原因がわかりました。私の場合、昨年度の後期のコースのデータをリストアしていたのですが、リストアする時にコース開始時期を、実際に利用開始した昨年度の日時(2009年10月1日)にすると、正しくユーザもWikiの内容もリストアされました。おとというまくユーザとWikiの中身が移らなかったときは、リストアする時にコース開始時期を今年(2010年5月1日)にしていました。

これはpoodle特有の問題ではなく、moodle全般に言えることなのか分かりませんが、参考までにご報告いたします。

Mari Yamauchi への返信

Re: Poodle - ローカルのテスト環境

- Mitsuhiro Yoshida の投稿
画像 Developers 画像 Particularly helpful Moodlers 画像 Translators
USBドライブ (メモリー) にPoodleを入れて起動しましたが、通常のMoodleのように動作するようです。
日本語言語パックのインストール、Moodleのバージョンアップも大丈夫みたいです。笑顔

Poodle内のMoodleバージョンアップは、下記を参考にしてください。
  1. フォルダ「poodle\PortableApps\mini_server_21_xoops\udrive\www」に入る。
  2. moodleフォルダ内のconfig.phpを別の場所にコピーする。
  3. moodleフォルダを別の名前にリネームする (例 moodle_old)。
  4. 同じフォルダの名称「moodle」を使って、新しいMoodleを入れる。
  5. 別の場所にコピーしておいたconfig.phpをmoodleフォルダ内にコピーする。
  6. poodleフォルダ内のStartPortableApps.exeをダブルクリックして、Poodleを起動する。
  7. メニューより「Moodle Start」をクリックする。
  8. ユーザ名「admin」、パスワード「admin」でMoodleにログインする。



添付 poodle.jpg
Mitsuhiro Yoshida への返信

Re: Poodle - ローカルのテスト環境

- Tatsuya Shirai の投稿

 ありがとうございます!
 色々と抱えているので実際に試すのはちょっと先になりそうだなぁと思っていました.

 うーむ,強力な選択肢が一つ増えましたね.

Mari Yamauchi への返信

Poodleのダウンロードとセットアップ

- Tatsuya Shirai の投稿

 最初はPortableAppsのシステムをダウンロードしてインストールしたりしなくてはいけないのかと思っていたのですが,どうやらWindowsXPかVistaのPCと最低512MB,できれば1GB以上の容量を持つUSBメモリがあれば良いようです.難しく考え過ぎでしたね.

1.ダウンロード

 こちらのPoodleのホームページにアクセスします.
 (http://www.maflt.org/products/poodle

 Download the latest release of Poodle v1.2.

 こちらのリンクをクリックするとディレクトリが表示され,Poodle-v1.2.isoとPoodle-v1.2.zipの二つがダウンロード可能です.私はzip書庫の方をデスクトップにダウンロードしました.サイズは58.3MBです.

 同時に,Poodleのガイド(PDF)も開いておくと良いですね.

2.とりあえずインストール

 インストールというほどのことはありません.zip書庫を解凍します.なんらかのアーカイバを入手してください.
 解凍先は最初からUSBメモリでも良いのかも知れません.とりあえず私はK:ドライブのUSBメモリにそのまま展開しました.

 Moodleの全ソースファイルを含むようですので,展開には少々時間が掛かります.

3.とりあえず実行

 USBメモリのルートフォルダにあるStartPortableApps.exeをダブルクリックして実行すると...画面上に真紅のフレームのウィンドウ(PortableApps.com)が開きます.でもちょっと気を抜くと消えます^^;
 慌てて再びダブルクリックしないで,画面右下のシステムトレイを見て下さい.反時計方向のブロック矢印のアイコンがあります.これをクリックすれば再び画面表示されます.

 では,リストの一番上にあるMoodle Startをクリックしてみましょう.なお,この時にFirefoxを起動していると,「To run Moodle, you must close Firefox」という警告が表示されますので閉じておきましょう.
 Firefoxや,Initializingなどと表示されるダイアログがパタパタと開くのですが,それと同時に”Windowsセキュリティの重要な警告”というウィンドウが二つ開くかも知れません.それぞれ”名前”がApache HTTP Serverとmysql-optならば問題ないと思います.どちらも”ブロックを解除する”をクリックしてあげてください.「例外は許さない」方は...Poodleを諦めるしかないのではないでしょう.出先で他人のノートPCを借りてPoodleを動かそう,という時にはちょっと気を使うかも知れませんね.
 ところでPoodle_guideを読んだところ,ブロックするでも構わないような記述があります.どうなのでしょう.

 Moodle Startというタイトルの小さなダイアログが開いています.中身は「Moodle initialization complete.」.これは邪魔かも知れませんが,閉じないで下さい.Poodleが終了してしまいます.
 FirefoxのAdd-onsのウィンドウも開くかも知れません.これはどうやら閉じても良さそうです.多分,毎回,起動すると思います.

 ログインしてみましょう.
 ユーザ名,パスワード共に admin で良いようです.

 一通り遊んだ後は,ログアウトし,Firefoxを閉じて下さい.Moodle Startのアプリケーションも自動的に終了するようです.

4.日本語言語パックを追加しよう

 moodle.orgから最新版のJapaneseの言語パックja_utf8.zipをダウンロードします.
 (http://download.moodle.org/lang16/

 さて,吉田さんのドキュメントを参考にします.moodle/langフォルダはこんなところにありますね.
 K:\PortableApps\mini_server_21_xoops\udrive\moodledata\lang

 ここにja_utf8.zipの中身(ja_utf8という名前のフォルダ)をコピーしましょう.
 これで日本語言語パックの導入は半分終わりです.再び,Moodle Startを実行しましょう.ログインしなくても,画面右上の言語選択のプルダウンメニュー内に”日本語(ja)”があればとりあえず成功です.でもここでの言語指定は一時的なものです.ログイン,ログアウトするたびにデフォルトの英語に戻ってしまいます.サイトのデフォルトの言語を日本語にしましょう.ログインした後のフロントページで左のコラムに表示される"Site Administration"ブロック,この中の"Language"-"Language Settings"を選択して下さい.上から二番目にDefault languageという項目がありますので,これを”日本語(ja)”に変更し,画面一番下の[Save Changes]をクリックして設定を更新して下さい.
 これでもまだ不十分です.admin userの言語を変更しましょう.画面右上の"admin user"をクリックしてadminのユーザプロファイルを表示します."Edit profile"のタブをクリックし,"Preferred language"を"日本語(ja)"に変更します.ついでですので,"Select a country"も"Japan"に変えておきましょうか.画面一番下の[Update profile"をクリックして更新しましょう.

 どうです,日本語になりましたね! そして発生する日付の文字化け...これがイヤでしたら英語のまま使いましょう.

5.fs_moodle / 三重大学版Moodle1.9を入れよう

 やはりオリジナルのままで日本語環境を実現するのは無理です.デモンストレーションを行う際に英語表記の方が良いというのでしたらそのままで良いのですが,学校の先生方にMoodleの使い方を説明するのであれば,通常通りに日本語で動かす必要があります.
 吉田さんの説明にしたがって,K:\PortableApps\mini_server_21_xoops\udrive\www\moodle のmoodleをfs_moodleか三重大学版のMoodleに変更して下さい.作業を行う前に,Moodleからログアウトし,Firefoxを閉じます.

 私はここで,fs_moodle4-05-02-weekly-1-9-8_20100526.zip をインストールしてみました.以下の説明はfs_moodle限定です.最新版のfs_moodle (Moodle1.9ベース)はこちらからダウンロードできます.
 K:\PortableApps\mini_server_21_xoops\udrive\www の下にあるmoodleをmoodle_orgとし,同じフォルダに fs_moodle4-05-02-weekly-1-9-8_20100526.zip の moodle フォルダを展開します.
 次に,moodle_orgフォルダからconfig.phpをmoodleフォルダにコピーします.これで一通り終わりなのですが...ちょっとおまじないを行った方が良いかも知れません.日本語ファイル名のファイルをアップロードしたりするのに関わる設定です.Poodleに付属するconfig.phpは,

$CFG->unicodedb = true;  // Database is utf8
$CFG->unicodecleanfilename = true;

の二つの設定が行われていません.unicodecleanfileameはコメントアウトされています.unicodedbは設定自体,存在しません(本当に必要なのかは近頃少し疑問).でもとりあえずこの二つを設定するのが日本語環境でMoodleを使う場合のお約束ですので,config.phpに追加します.ここで注意です.テキストエディタとしてWindowsに付属のメモ帳を使うのは止めて下さい.BOMという非表示のUTF-8の文字を勝手に埋め込んでしまうためです.メモ帳でconfig.phpを加工すると,Moodleが立ち上がらなくなったり,異常な動作をするようになります.不安ならば設定しないで結構.私はシェアウェアですが秀丸エディタを使用しています.他にもUTF-8に対応したエディタでしたら問題ありません.もしUTF-8に対応していないテキストエディタでconfig.phpを加工し,その際に日本語でコメント(や全角空白)を書き込んでしまうと,それがシフトJISコードで記録されて,本当にMoodle(Poodle)が起動しなくなります.
 上記二行ですが,どこに挿入したら良いのか.256行目あたりに,$CFG->unicodeleanfilename = true;という行(コメントアウト(行頭に//)があります.この前後にコピー&ペーストして下さい.

 さて,テキストエディタを閉じたら,Moodle Start してみましょう.

 この段階ではfs_moodleの設定ファイルであるfsconfig.phpが存在しません.画面上部に

警告!
fs_moodleの設定ファイル(fsconfig.php)が存在しません.もしあなたがこのサイトの管理者ではないならば,管理者に速やかに連絡して下さい.

と表示されます.adminでログインして見て下さい.画面上に,

<?php
// -----------------------------------------------------------------------------
// 自動生成されたfsconfig.php
// Date: 2010-05-28T19:45:52+09:00
// Release: fs_moodle4.05.01
// Version: 20100527
// -----------------------------------------------------------------------------
// このファイルと同じものがフォルダV:\/moodledata/configにコピーしてあります.
// このファイルは基本的に手作業で編集するものではありません.
// [fs_moodleの設定表示]:http://localhost:8101/moodle/lib/fs_moodle/fs_status /index.php をご利用下さい.
// -----------------------------------------------------------------------------

のように延々と表示されます.fsconfig.phpの自動生成機能です.これでマイルドな設定でセッティングが完了します.画面を下の方にスクロールアップして下さい.最後に,

// (52) ブログとフォーラム投稿の添付画像の最大サイズを制限して縮小表示する機能(FS_ENABLE_RESTRICT_IMAGESIZE)
// define('FS_ENABLE_RESTRICT_IMAGESIZE', true);

?>
fsconfig.php を自動作成しました.

と表示されていればOKです.Firefoxをリロードすれば,もうこの画面は表示されません.moodledataフォルダにconfigフォルダが作成され,その中にfsconfig.phpが自動生成されています.さぁ,ここまでくれば日本語環境も完全です.

 

Tatsuya Shirai への返信

Re: Poodleのダウンロードとセットアップ

- Tatsuya Shirai の投稿

 実は上記手順で一部だけ謎の箇所がありました.adminユーザの言語を日本語に変えることはできたのですが,コースのデフォルト言語設定が日本語にならず,英語のままです.設定は変更しているにも関わらず! この原因が分かりました.


4.日本語言語パックを追加しよう

 ログインした後のフロントページで左のコラムに表示される"Site Administration"ブロック,この中の"Language"-"Language Settings"を選択して下さい.上から二番目にDefault languageという項目がありますので,これを”日本語(ja)”に変更し,画面一番下の[Save Changes]をクリックして設定を更新して下さい.


 この設定が反映されない理由はサイト管理ブロック内の”言語設定”(Language)-”言語設定”(Language Settings)内にあります.”言語の自動認識”が標準でYesになっています.この場合,指定した”デフォルト言語”(Default language)は無効で,ブラウザ(ここではPortable Firefox)の言語設定に従います.スマートな機能ですね.当然,Portable Firefoxの言語設定は英語になっていますので英語で表示されます.選択肢は二つです.

(1) 言語の自動認識をNoにする: こうしますと英語版のブラウザでアクセスしてきた人であってもログイン画面が日本語で表示されてしまいます.と,本来ですとあまりお勧めできないのですが,Poodleは外部からアクセスされません(笑).ですのでこれを"No"にすることに問題はありません.

(2) Portable Firefoxの言語設定を日本語にする: 本来ですと,こちらが正しい選択です.Firefoxの画面上部のプルダウンメニュー,右から二つ目,"Tools"-"Options..."を選択してダイアログを表示して下さい.左から順に,"General", "Tabs", "Content"...とアイコン式のタブ切り替えボタンがありますね,この"Content"をクリックすると画面が切り替わります.下の方に地味ですが,"Languages"というフィールドがあります."Choose your prefered language for displaying pages",この右側にある[Choose...]というボタンをクリックして下さい."Languges"というダイアログボックスが更に開きます.いまLanguages in order of preferenceには,English/United States [en-us]とEnglish [en]しか無いと思います.そのリストボックスの下に,Select a languages to add...と書かれたプルダウンのリストがあります.この中から Japanese [ja]を選択して,右側にある[Add]というボタンを押して下さい.これで言語のリストに日本語が追加されました.これだけではだめです.3つの候補の一番下にあるJapanese [ja]をクリックし,[Move Up]ボタンを2回押してリストの一番上に持っていって下さい.これでこのFirefoxが最も表示したい言語は日本語である,とWebサーバたちに伝えられます.ごくろうさま.[OK]を押して全てのダイアログボックスを閉じて下さい.この場合はMoodle側の言語の自動認識はYesのままで結構です.

これでログアウトしてみて下さい.ログイン画面が日本語で表示されるようになりましたか?

Tatsuya Shirai への返信

Re: Poodleのダウンロードとセットアップ

- Tatsuya Shirai の投稿

 ちょっと画像,大きいですが,こんな感じです.サイトの説明やコース名とその説明は元々,英語で書かれているのでこれは日本語になりません^^).でもカレンダーは2010年5月になっていますね.

 Moodleのロゴやどが左寄せになってしまうのはテーマのせい?

添付 fs_Poodle.jpg
Tatsuya Shirai への返信

Re: Poodleのダウンロードとセットアップ

- Tatsuya Shirai の投稿
 日本語WindowsXP(x64)上で動作するPoodleにfs_moodle4.05.02(Moodle1.9.8+)で,正しく日本語をフォルダ名に含むフォルダを作成できました.この組み合わせはイケます.あとは,このUSBイメージをZIP書庫化して,fs_Poodleとして再配布可能かどうか.ライセンスについて書かれている箇所が発見できていません.
Tatsuya Shirai への返信

改めてPoodleとは

- Tatsuya Shirai の投稿

 MAF LearningTechnologyのチームによって開発されたのはMoodle Startという名前のPortableApps仕様のアプリケーションだけでしょう.彼らはPortableAppsというUSBメモリ(ドライブ)上の閉じた環境内にしか足跡を残さない特殊なアプリケーション実行環境に注目し,その上にApache/MySQL/PHP(とPerl)の最低限必要な機能をワンパッケージ(uniform)したThe miniServerと,ブラウザとしてMozila Firefox Portable EditionとPDFリーダであるSumatra PDF Portableをチョイスした.これらはフリーウェアである.この環境下でMoodleが動くことを確認してdistributionを行っている.こういう理解です.配布時には最低限のMoodleインストール手続き(データベースの作成など)は終わっている.

 似たようなことはxamppliteパッケージでも可能に思われます.利点はMoodle Start一つのコントロールでサーバとクライアントを完全にコントロールできること.MySQLを立ち上げApacheを立ち上げ,そしてそのPCにインストールされているブラウザを借りて動かすのではない.

 多分,WAMP環境で動くWebサービスの多くがこの環境で動作するでしょう.


 cronが動いていないだろうこと,メールを送信することができないかも知れないこと(できるかな?),起動しているPC以外からはアクセスできないであろうこと,Proxyなどの設定を動的には取得できないであろうこと.いくつかはUSBメモリを挿した環境で設定を個別に合わせれば通常のMoodleサーバのように振舞うことができるかも知れません.eacceleratorも使えるかも知れません.でも多分,Poodleの住み分けは手軽に試せるという方向性なのでしょうね.

Tatsuya Shirai への返信

eAcceleratorが動作

- Tatsuya Shirai の投稿

 PoodleにはeAcceleratorが入っていません.
 試しにeaccelerator.dllを入手して組み込みましたところ,いまのところ正常に動作しています.

 Poodle V1.2で用いているPHPのバージョンはPHP5.2.6です.現在,moodle.orgで配布しているMoodleWindowsInstallerパッケージに組み込まれているPHPは5.2.8ですので,このeAcceleratorを利用することはできません.そこで少し探したところ,PHP5.2.6のeAcceleratorのバイナリを公開している方がいました(利用に関しては各人の自己責任で!).
http://blog.tomnekosoft.com/tomnekosoft.php?itemid=2154

 このeAccelerator_PHP5-2-6.zipの中のeAccelerator.dllを

K:\PortableApps\mini_server_21_xoops\udrive\usr\local\php\extensions

のフォルダ(ドライブ名Kは各環境で異なります)にコピーます.なお,先にPoodle(Start moodle)を終了しておいて下さい.Firefoxを閉じるだけでも自動的に終了します.

次に,

K:\PortableApps\mini_server_21_xoops\udrive\usr\local\php

のフォルダにあるphp.iniに以下のように設定を追加します.最初からeacceleratorに関する記述があるのですが...これは無視しましょうか.

[eaccelerator]
;extension=eaccelerator.dll
;eaccelerator.allowed_admin_path=/home/admin/www/plugins/eaccelerator/control.php
;eaccelerator.debug = 0

; Added by T.Shirai from here
[eAccelerator]
extension=eAccelerator.dll
eaccelerator.shm_size = "0"
eaccelerator.cache_dir = "/tmp/"
eaccelerator.enable = "1"
eaccelerator.optimizer = "1"
eaccelerator.debug = "0"
eaccelerator.check_mtime = "1"
eaccelerator.filter = ""
eaccelerator.shm_max = "0"
eaccelerator.shm_ttl = "0"
eaccelerator.shm_prune_period = "0"
eaccelerator.shm_only = "0"
eaccelerator.compress = "1"
eaccelerator.compress_level = "9"
eaccelerator.keys = "shm_and_disk"
eaccelerator.sessions = "shm_and_disk"
eaccelerator.content = "shm_and_disk"
;eaccelerator.admin.name =
;eaccelerator.admin.password =

;--- To here

このフォルダ指定"/tmp/"がミソですね.この指定したフォルダは,

K:\PortableApps\mini_server_21_xoops\udrive\tmp

ここです.なお,キャッシュファイルの最大値を指定していません.USBメモリの残量に余裕が無い場合は,eaccelerator.shm_sizeを"0"から変更すれば,大分,制限が掛かります. 失礼,これは共有メモリの制限でした.

ここでPoodleのmoodleを動かすと,tmpフォルダに英数字1文字のフォルダが大量に作成され始めます.これがキャッシュのフォルダです.USBメモリのサイズに余裕が無くなったら削除してしまっても構いません.

これで少しは動作が速くなると期待できます.当方はUSB1.1のUSBメモリを使っているので,それ以前の問題として遅い...

Tatsuya Shirai への返信

Re: Poodleのダウンロードとセットアップ

- Tatsuya Shirai の投稿
 Moodleのロゴなどが左寄せになってしまう問題はテーマをformal_whiteからstandard_blueなどに変更したら改善されました.
Tatsuya Shirai への返信

Re: Poodleのダウンロードとセットアップ

- Tatsuya Shirai の投稿

 MAF Learning TechnologiesのTim Hettinger氏よりお返事があり,Poodleをfs_moodle化し,eAcceleratorを同梱したパッケージをfs_Poodleとして配布することに快諾いただけました.PoodleはGPLv3で公開しているとのこと.

 近日中にセッティングを調整したUSBドライブ版イメージを含むfs_Poodleの公開を正式に始めます.PC上で動かすのではfs_moodleの拡張した機能のうちの一部が体験できませんが,それでもMoodleやfs_moodleを手軽に試すには十分でしょう.

 Ghostscriptあたりも入れて配布できればPDF2JPEGも試すことができますね.


Tatsuya Shirai への返信

Re: Poodleのダウンロードとセットアップ

- Tatsuya Shirai の投稿

 面白いことに,PoodleにGhostscriptをインストールしたらfs_Poodle上でPDF2JPEG機能が使えました.いえ,PDFビューワが付属するので使う必要は無いのですけれども^^;
http://auemath.aichi-edu.ac.jp/~khotta/ghost/#disk

 Moodle startを実行するとドライブが一つ追加されます.当方の環境ですとVドライブでした. gs871w32full-gpl.zipを展開してセットアップでこのVドライブのV:\usr\loca\gsフォルダを指定するとインストールされます.その際にCJKのフォントにWindowsのフォントを使用するか?というチェックボックスをOnにしてインストールしました.
 あとはfs_moodleの設定表示でPDF2JPEGを使用するようにスイッチを切り替えて,Ghostscriptのコマンド名を"\usr\local\gs\gs8.71\bin\gswin32c.exe"と設定すればOKでした.


 これはあまり本質的な話ではなく,以下の話が重要です.
 Moodleを使っているとmoodledata/tempフォルダ内にゴミが溜まっていきます.もしそれらをPoodle終了時に削除したい場合は,K:\PortableApps\Poodle\moodle-shutdown.batに,

REM Stop the AMP server processes
cd ..
cd %serverFolder%
call %stopFileName%

REM Clean up moodledata/temp folder
del /q udrive\moodledata\temp\pdf2jpeg\*.*

REM Return the path to the initial
popd

exit

このように追加すれば削除してくれます.上記の例ではフォルダを残してフォルダ内のファイルのみを削除していますが,フォルダも含めて削除することも可能です.これはヘルプを調べて下さい.

 同様にPoodle起動前に何か処理を行いたいのであればmoodle-startup.batに記述すれば良さそうです.残念ながらcron(タスク)は無理っぽいですが...

Mari Yamauchi への返信

fs_Poodle正式公開開始

- Tatsuya Shirai の投稿

 MAFからの配布許可を得てから随分と時間が経過してしまいましたが,PoodleのMoodleをfs_moodleに差し替えたfs_Poodleパッケージの配布をこちらで開始しました.

 PoodleはWindows環境でのみ動作する,USBメモリ内の閉じた環境で動作するポータブルかつスタンドアローンはMoodle動作環境です.コンテンツをインポートしたクローンを配布して自学自習用途としたり,Moodleの使い方をマスターするために徹底的にMoodleを使い倒すも良し,自分専用の情報蓄積デバイスとして持ち歩くも良し.
 ただし,日本語版Windows環境で標準のMoodleは正常に動作しません(文字化け問題)ので,実用的に使用するには,現状ではfs_moodleと組み合わせたfs_Poodleが唯一の選択肢です.

#搭載したMoodleはMoodle1.9.6から,fs_moodle4.06.02 (Moodle1.9.9+)に更新済みです.

Tatsuya Shirai への返信

Re: fs_Poodle正式公開開始

- Tatsuya Shirai の投稿

 Poodle(fs_moodle版)にMySQL Admin 2.11.9.6(moodle-mysql-admin.zip)をインストール(adminフォルダにmysqlフォルダを展開してインストール実行)しました.データベースのインストール字に多少文字化けが出ましたが,使用時には文字化けなど無く日本語で正常に動作します.

 Moodleのデータベースの構造を調べたり,操作したりする環境としても便利だと思います.破壊しても怖くない(ドライブごとバックアップしておいて書き戻せば良い).

Tatsuya Shirai への返信

Re: fs_Poodle正式公開開始

- Tatsuya Shirai の投稿

 こちらの手順を使ってja.xpiをインストールすることでPoodle付属のFirefox Portableのメニューなどを日本語化できました.多少,不安がありますが...大丈夫でしょう.

Tatsuya Shirai への返信

Re: fs_Poodle正式公開開始

- Tatsuya Shirai の投稿

 USBメモリ経由だとPoodleの動作が遅い.

 少しだけ試してみました.要するにUSBメモリではなく,HDDにPoodleを展開して使えないか,ということ.気になるポイントは,Poodleの動作環境であるPortable.comのシステムが独立性を保ちながら正常に動作するかどうかです.

(1)単にHDDのフォルダに展開(コピー)して使ってみる
 環境をクリーンに保つことができるか微妙に疑問があります.
 たとえばPDFファイルを表示するのにSumatraというPDFリーダを利用可能なはずですが,この環境ではFirefoxの設定でPDFファイルへの関連付けの候補として現れませんでした.
 試していませんが,たとえばC:\にPoodleフォルダを作成すれば以下のような面倒な作業を行う必要は無いのかも知れません.

(2)フォルダをドライブとして使用する
 単純に「このフォルダをドライブm:とする」という設定ができたかどうか...記憶が怪しいのでネットワークドライブ化する方法を試しました.PoodleをコピーしたHDD内のフォルダを”共有する”でネットワークに公開します(権限は読み出しのみではなく,フルアクセスにする).その公開したフォルダを”自分自身”でネットワークドライブとして(たとえばm:ドライブに)追加する.
 こうして単独のドライブとした場合,Firefox PortableのPDF用アプリケーションとして候補にSumatraが現れました.
 効率は少し悪いですね.でも,ネットワークドライブとして公開していますので,他のPCからも利用できるかも知れません.


 他のPCからネットワークドライブとしてPoodleを動作させることはできましたが,USBドライブで使うよりも更に遅いような感じです.あまりメリットは無いかも知れません.

Mari Yamauchi への返信

Poodleを個人専用Moodleとして活用し続けるには

- Tatsuya Shirai の投稿

 Poodleを個人専用Moodleとして活用し続けるにはadmin/cron.phpを定期的に動作させる必要があるような気がしてきました.

 確かにちょっとMoodleを試して見たい,という用途であればadmin/cron.phpを動作させる必要はありません.でも個人の知識を蓄えるためのポータブルなアプリケーションとしてUSBメモリに入れて持ち歩くことを考えると,時々はadmin/cron.php内の処理を行う必要があるでしょう.フォーラム未読のチェックのためのログもどんどんと溜まるでしょうし,通常のログにしても増えて行きます.コースバックアップも作成されません(不要である,という判断もあります).

 定期的にcron.phpを動かすにはサービスを利用する必要がありますが,Poodleを起動するたび,あるいは終了する際に1度だけadmin/cron.phpを動かすことは技術的に不可能ではありません.