Moodle2.xのMajor Releaseサイクルについて

Moodle2.xのMajor Releaseサイクルについて

- Kazuyoshi Murata の投稿
返信数: 3

Moodle2.x系列になってMajor Releaseのサイクルが6ヶ月毎、Bug fixes for serious security issuesの期間が18ヶ月、とかなり早いサイクルで更新されるようになったように思います。

一般的な大学等の教育機関ではシステムの更新サイクルは数年毎だとおもうのですが、MoodleのReleaseサイクルに追従しようとすると、1システム期間内にMajorバージョンアップが3度も4度も必要になってしまうと思います。

かといって、バージョンアップしないと、security fixすらできなくなってしまって、それはそれで大変な状況になると思いますが、皆様の所属されている大学では、Majorバージョンのアップデートはどれくらいの頻度で行われていますでしょうか。

Moodle本家には、できればもうちょっと長期的なケアをしてくれる仕組みを作ってほしい所ですが…

Kazuyoshi Murata への返信

Re: Moodle2.xのMajor Releaseサイクルについて

- Takayuki ISHIKAWA の投稿
画像 Developers

参考になるかどうか分かりませんが、大阪国際大学では、Moodle 2.4, 2.5, 2.6 のどれも release の24時間後には update を終えています。毎回、本学独自の patches が一部当たらなくなるのが悩みです。登録者が6000人くらいいるので、もしコケたら怖いのですが、こまめに Moodle Tracker を監視していること、backup をとっているので万一の場合にも多分数時間かからずに復旧できること、update による恩恵がかなり大きいことから、今のところはガンガン update しています。

ご指摘の「システムの更新サイクル」が何を指すのかがよく分かりませんが、本学も hardware 更新はそう頻繁ではありません。一方、software は、問題が発生した場合の対処が大変な面はありますが、大抵は更新にお金がかからないので、更新した場合の利益の大きさと天秤にかけて更新しています。Moodle の場合、更新した場合の利益はかなり大きいものと感じています (特に、2.6 では姓名の読みを fullname に追加できるようになり、外国人教員にはよい手助けになると考えています)。

Takayuki ISHIKAWA への返信

Re: Moodle2.xのMajor Releaseサイクルについて

- Kazuyoshi Murata の投稿

石川先生、コメントありがとうございました。

アップデートの恩恵を最大限に受けようと思うと、石川先生がされているように、リリース後すぐにアップデートすべきなのかもしれないですね。

英語版のフォーラムにあったLong-term supportについての記事(https://moodle.org/mod/forum/discuss.php?d=223086)をみると、一応Long-term supportについても考えられているみたいですね。是非実現してほしいところです。

Kazuyoshi Murata への返信

Re: Moodle2.xのMajor Releaseサイクルについて

- Tatsuya Shirai の投稿

メジャーなバージョンアップの間隔については,いまから振り返ると1.8と1.9が長く停滞していたという印象ですね.

http://www.slideshare.net/tatsuva/moodle-version-history-201309

大事なバージョンに関しては最低限のセキュリティFixは行ってくれています.逆にいうとセキュリティFixが止まるバージョンは使わない方が良い何らかの理由がありますので,動向を慎重に見守る必要がありますね.