eラーニングシステムを小中高校などで利用することを想定する.
学生の電子メールアドレス以外にもう一つ電子メールアドレスを追加できると,学生宛の電子メールが保護者にも届くようにできる.(http://moodle.org/mod/forum/discuss.php?d=108796)
学校からの学生宛の通知も親は知ることができる.ついでに学生間の他愛も無いメッセージのやり取りや,課題に対する教師から学生へのコメントも...この問題については,Quickmailを使うこととして,「保護者に送信」「学生に送信」をそれぞれチェックボックスで選択できれば,送付先を選択できるでしょう.Quickmailからのメール以外は保護者に送らなければ学生のプライバシー(が必要かどうかは別議論)は保てて,一斉通知の連絡網代わりには使えますね.
次のステップとして考えるのは,親もMoodleにログインできるようにするにはどうすれば良いか.
保護者のみのコースを作って,親同士,保護者と教師の間で意見交換を行えるコースがあっても良いでしょう.でも,これを実現する一番簡単な方法は,学生とは別に保護者のアカウントも準備することです.これはとても手間の掛かる作業です.
簡単なのは子供のアカウント+パスワードでログインすること.でも,何も仕掛けがなければ学生が保護者のフリをしてログインできてしまいます.難しい.
学生には保護者が存在する.一つのアカウントを準備すると,保護者もMoodleのサービスの一部を利用できるようにするにはどうしたら良いでしょうか.上述のように「どこまで機能を実現するか」によって「どのように機能を実装するのか」は異なるでしょう.まだまだ私も考え始めたばかりです.ご意見お待ちしています.