プレイヤーの動きがわかりましたので、報告させていただきます。
以前、投稿させていただいた記事で書き込みさせていただきます。
スライダーが揺れる現象について原因が解明しました。
この現象はローカルのネットワークでは通信速度が速いため、現象が
発生せず、5MBほどの少し大きめの音声ファイルを外部のネットワークから
再生したときに発生する現象がわかりました。
「音声ファイルを作成すると移動するバーがいきなり真ん中くらい
まで移動し、ダウンロードよりも再生が早いために途中で終わってしまう」
という現象ですが、詳細には音声ファイルの総再生時間が曲を読み込んだ
時点では確定されず、音声ファイルをダウンロードにするにつれて
総再生時間がころころ変わり、その結果、スライダーが揺れるという
状況になっています。
再生すると動くスライダーの位置判定情報が次のようになっています。
スライダーの位置 = s.position(音声ファイルの再生位置)/ s.duration(音声ファイルの長さ)
再生した段階では「s.duration」が完全にダウンロードされるまでわからないため、
上の式の分母がコロコロ変わることによってスライダーの位置が揺れるという動きになっています。
私の職場では外部からもユーザが音声ファイルに触る状況にあり、動き自体を
改造しました。「s.duration」の代わりに「TLEN」という音声ファイルの長さを読み取って
音声ファイルの長さを揺れないように改造しました。
なお「TLEN」はmp3ファイルのID3v2.3以降に対応しているエンコーダでmp3ファイルを
作成した時にヘッダー情報に書き込まれますが、エンコーダによってはヘッダー情報に
書き込まれないということがわかり、現時点で確認出来ているエンコーダは
「Windows Media Player10」で「TLEN」の値が取得できることがわかっています。
「iTune」も最新版で試してみましたが駄目でした。
また武本様も仰っていますが、バッファ時間はデフォルトで「20秒」になっており、
これは20秒間再生出来るまでの音声ファイルをダウンロード出来た時点で
音声ファイルが再生されるようになっています。
つまり「180秒」に変更すると再生ボタンを押すとダウンロードを3分間再生できるだけの
音声をダウンロードしてから再生が始るようになります。
添付させていただいたプレイヤーは「TLEN」を読み込むことが出来るプレイヤーです。
ID3v2.3以降で「TLEN」がヘッダー情報にある音声ファイルにのみ有効です。
またバッファ時間は「20秒」です。ご依頼がありましたら、バッファ時間を変更して
再度提供させていただきます。バッファ時間はどの音声ファイルにも有効です。
設定した時間分を再生できるファイルをダウンロードしてから再生が始ります。
以上、宜しくお願い致します。
【設置方法】
/moodle/filter/mediaplugin/の下にある[ mp3player.swf ]が再生プレイヤーですので
差し替える前に一度バックアップすることをお勧めします。