Schedulerモジュールを使用してみて

Schedulerモジュールを使用してみて

- Tatsuya Shirai の投稿
返信数: 1

https://moodle.org/mod/forum/discuss.php?d=371465

 この数カ月、実際にスケジューラーモジュールを使用してみて感想を。

 全体的に、非常に使い勝手が良い。学生からも使い方が分からないという声はほとんど聞こえない。面談時にメモを取れる機能など、結構、細かいところにも気が配られている。(連続する)スロットを追加する操作も直感的で分かりやすい。

 面談終了を記録するのに写真横のチェックボックスをチェックする方式だが、これは最初、意味が分からなかった。Moodleの操作体系では「チェックボックスをチェックした後に該当する項目に共通の操作(たとえば削除するなど)」を行う必要があることから、どこかに「面談終了」というボタンやプルダウンリストがあるはずだと探し回ってしまった。日本語訳に勝手に「チェックするだけで記録されます」と補足を入れてしまいました。

 「招待を送信」、「リマインダーを送信」の二つが、まだ予約を行っていない学生宛に送信できるのだが、いまひとつこの二つの違いが(この二つが存在する理由)が分からない。

 このモジュールですが、うまく使えば会議室や公用車の利用予約のシステムにも使えるかな?と考えています。ただ問題は面談予約の方法。ズラーッと(いまから予約可能な)空きスロットが順に表示されます。試しに来年の3月31日までのスロットを連続で作成しましたところ、186ページになりました(笑)。これは実用的ではない。「まず日にちを選択」してそれから「その日の空きスロットを選択する」というインタフェースもあっても良いかな。スロット数が少ない場合は、逆にこの二段階の選択方式は面倒くさいのでいまのインタフェースの方が便利です。

最大評点: お役立ち度: ★★★★★★★ (2)
Tatsuya Shirai への返信

Re: Schedulerモジュールを使用してみて

- Tatsuya Shirai の投稿

 あといくつか気になった点。

  • リマインダーメール:日本語訳している際に「スロットのn日前」、「スロットのn週間前」という訳を入力したはずなのですが、それが生かされている個所が見当たらない。スケジューラーの設定の中に、その設定が見当たらない。個別の面談予約の「設定」の中に”リマインダーをメール送信する”という項目があるのだが、これはカレンダーから日付を指定する形式であり、予約日を基準とした相対的な日数の指定ではない。全予約済みの学生に対して一律にリマインダーメールを送信したいのだが…。
  • 日時のフォーマットが欧米風:基本的な設定の方は日付、時間共に言語パックに従った日本式の日付の指定が反映されているのですが、個別の面談予約の設定の画面(スロットを予約した学生の名前をクリックして表示される)では、dd/mm/yyyy hh:mm の形式になっている。これは古い関数が用いられているのでしょう。
  • 面談予定2:同じく個別の面談予約の設定の画面において、スロット当たりの最大学生数が1であるにも関わらず、面談予定1(予約済み)に加えて面談予定2(追加できるのでしょう)の入力フォームが表示される。試しに追加したらできた。まぁ特例として追加したいこともあるので、これはこれで良しとしますが、少し気になる。そういう仕様ならば良い。