2進,10進,16進の相互変換(小テスト)
返信数: 2値の範囲は1~256までの256問です.どの程度,需要があるのか分かりませんが,折角,作ったので公開します.数値問題ではなく記述問題で作成しています.デフォルトで大文字/小文字は無視してくれるようですので,16進表現の場合も特に問題は無いでしょう.
Excelで作成しています.テキストデータ(スペース区切り)で出力したものが拡張子prnのファイルです.そのままですと文字コードがShift-JISですのでUTF-8にエンコーディングを変換したものが拡張子giftの6個のファイルです.このファイルをインポートします.
問題バンクにそれぞれカテゴリーを作成し,各カテゴリーに各ファイルをインポートします.コースに小テストを作成し,問題を作成する際に「ランダム問題を追加」で先のカテゴリーを割り当てるとランダム,例えば10問としたならば257問から10問が選ばれます.
Re: 2進,10進,16進の相互変換(小テスト)
白井先生, 有用な小テストの問題をありがとうございます. 現に需要はあります.
問題をぜんぶ用意しておくというアプローチで, 出題範囲をコントロールするなど, いろいろな使い方ができると思いました.
一方, Calculated Question Type や, STACK Question Type を使うと, 1問の中で乱数で出題し, 解答の正誤を自動的に判定するような問題を書くことができます. そのような例を添付します. 名古屋大学の中村先生をはじめとする方々が運営していらっしゃる下のサイトに投稿していたものですが, まだバグがあるかもしれません. Moodle XML です.
Mathbank.jpとは Mathbank.jpは理工系eラーニングのための問題共有サイトです。 現在はMoodleで利用できる問題を収集しています。 特にSTACKという数式評価システムを利用した問題の共有を中心としています。 また、Mathbank.jpは問題を集めるだけでなく、集まった問題を使って演習を行うことが出来ます。 https://mathbank.jp/
Re: 2進,10進,16進の相互変換(小テスト)
鈴鹿高専の白井です.
お返事ありがとうございます.
当初はCalclated Question Typeで試して見ようと考えていたのですが,情報が少なく,お手軽な方法に逃げました(笑).
STACKは色々と実践例を耳にするのでいつかは試してみたいと思います.
今回は,「むむ? GIFT形式は恐ろしく簡単ではないか?」ということで試した結果です.さらに当初はPHPでプログラミングしようと考えたのですが,もっと広範にチャレンジできる環境としてExcelで小テストをお手軽に作る方法を考えてみました.
GIFT形式では1つの問題に対して,問題名,問題本体,空行と3行単位のUTF-8形式でのテキスト出力が必要です.Excelの計算式で一行あたり3行を出力するにはどうすれば良いのか.文字列中にCHAR(10)(LF)を埋め込み,それを”テキスト(スペース区切り)”で出力すると,CSV形式ではなく改行が出力される.ただ,Shift-JIS形式で出力されてしまうので,テキストエディタ等でUTF-8に変換するという手順を例示しました.
小テストをお手軽に作成するツールとしては,富山大学の公開しているツール,QuEdit,e問つく郎,などなど(すみません,他にもいくつか抜けていますね)があります.それらを使うのも手ですね.
近年,OneNote for Schoolなど,ICTを用いた学習支援のツールが色々と開発されてきました.LMSが学習支援のコアとして使われていくには,やはり小テストやレッスンなどの機能を使いこなす必要があります.STACKも含めて,「どうやったら壁を乗り越えて次のステップに進めるか」を私も試行錯誤しながら示して行こうと思います.皆さんも,情報提供よろしくお願いします.すみません,何だか上から目線ですね^^; 私も色々と知りたいので是非とも是非とも.
#前回のExcelファイルを,もう少し見やすくなるように修飾しました.