モードル使用開始

モードル使用開始

- Timothy Takemoto の投稿
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山口大学でのモードル使用が認定されました。来年の前期から18クラス、学生350人ほど履修する予定だそうです!

ご興味がありましたら、講座HP(Moodle講座)の草案をご覧になってください。
http://www.eigodaigaku.com/moodle/course/view.php?id=3
クイズは二つだけですが、ご感想をお聞きしたいです。

私は正直言って恐いです。

まだモードルの使い方が良く分かりませんし、学生が一番簡単なこと、例えばログインできるかどうかも心配です。ログインできますか?

英語を教えている場合、たくさんの小クイズを作ることが要求されます。だが、クイズにはいくつかの問題があるようです。

1)クイズを作成するのに時間がかなりかかります。特に一々質問を作成するのが面倒です。そこで、This is a question{~this is an incorrect answer =this is a correct answer ~this is another incorrect answer ~this is yet another incorrect answer}という「インポートファイル」方式を使いましたが、穴埋め問題ですから普通の選択式質問だと

This is a question ______

                                       a this is an incorrect answer
                                       b this is the correct answer
                                       c this is another incorrect answer
                                       d this is yet another incorrect answer

になります。まぁ、質問の最後にある「____」がちょっと残念ですが、この方法を使えると思います。上述講座の12週目のPart time Jobsクイズに使いました。

将来的に、フィードバックや複数正解可能であるTom Robbの選択式問題作成ツールの復活をお祈りしています。

後は

2)ワード文章をリソースとして使うとMoodleが遅くなるという報告がありますが、やっぱりワード文章を使いたいです。テキストだと映像がないですし、pdfファイルを作成しても学生がpdfのリーダをもっているかどうかは分かりません。

3)1つの講座を作ったとしても、それを18授業分にどうやって分けて「増殖」するでしょうか?どのように?講座の複製(コピー)の仕方がまだ全然わかりません。

4)また、18授業分のMoodle講座を作る必要があるでしょうか?それより教師ごとにいつのMoodle講座を作って、何らかの形で学生が自分が所属している授業を示すことが可能である仕方が合理的のではないでしょうか?

例えば、私が今年の前期で使っていたソフトでは、1つだけの「講座」(それほどでもないが、「クイズ集」)を作って、学生が投稿するたびに「住所」かなにかの欄を「何曜日何時限」にしました。そうすると、私の全ての学生が同じクイズ集を受けていましたが、成績を管理した段階でクラス分けができました。複数の講座を作る必要性はありませんでした。

(Martinが考えている講座とは違いますからね。私はクイズ=宿題管理機会としてのMoodleを望んでいます。学生がフォーラムに投稿したりすることは、評価に繋がらなければ、あまりないかもしれません。)

それにしても「Thursday 4」,「木4コマ目」「木4」などとその登録仕方がまちまちでした。

モードルだと「都道府県」の欄が使えるかと思いますが、成績が見えるページには「都道府県」の欄が表示されません。そこで、「名字」の欄に曜日と時限を入れてもらおうとか?それもあまり好ましくないですね。

とにかく、内容が同じである複数の授業をもっている教師はどのようにクイズを管理すべきかは分かりません。

5)TOEICスタイルのクイズを作れと言われていますから音声ファイルをクイズの中に入れたいですが、これがどれほど難しいかはまだ分かりません。最近のフォーラムのポストではイメージファイルを使おうとしていて困っている人がいます。

6)解読問題を作成したいですが、解読の対象になるテキストはどこに入れるべきか?クイズの説明として入れてみましたが、ちょっと今一不満ですね。「解読問題クイズ」のModuleが必要に思います。

とにかく大冒険ですが、大学の英語教育に大きな影響を与えそうであるモードルに遭遇してよかったと思っています。

日本で教えている皆様の講座をぜひ拝見させていただきたいです。

このような作業はものすごく重複していると思います。つまり私が作っているクイズや講座が他の大学でも使えるはずですが、まだ皆さんが単独で頑張っているのが現状です。クイズを提供しあったりしたい方がいらっしゃったらよいと思います。

Tim

武本Timothy
山口大学