小中高校(K-12)でのMoodleフォーラム

小学校におけるMoodle活用についての研究

 
 
画像 Takahiro Kagoya
小学校におけるMoodle活用についての研究
 

こちらのフォーラムの皆様、お初の方もいらっしゃるかとは思いますが、よろしくお願いします。

さて、こちらのフォーラムを2年ほど前に白井先生が用意されて、当初興味深いとは思いつつも、なかなかK-12の活用には目を向けることがありませんでした。 最近になりまして私自身、小学校教諭養成課程の学科の一教員として、研究面において小学校でのICT活用・教育の情報化などに関連する部分と、これまで大学での自身の授業などでMoodleを利用・管理運営してきた経験をなんらかの形で結び付けられないか...と考えていたところ、このフォーラムの事を思い出しました。

それで、この春より3年程度で以下のような事項について研究に取り組んでいくことを考えています。(研究のヒントをいただいた白井先生をはじめ、こちらのフォーラムでの先生方にとても感謝しております。)

  1. 小学校に最適化するユーザーインタフェース(言語パック)
    白井先生も書かれていらっしゃるように、日本語言語パックでこれまで大学生には大きな問題なく利用できていますが、小学校での利用を考えると児童が操作する部分の用語については検討の必要があると考えています。 学年によって理解できる用語・漢字に大きな違いがあることが考えられます。それらをどのように的を絞って、日本語K-12言語パックとしてまとめるとよいか考えていこうと思っております。
  2. 小学校に最適化するユーザインタフェース(機能・スタイル)
    Moodleは標準でも機能が豊富ですし、モジュールによる追加も可能ですが、小学校での利用では不要であったり、逆にこれはあると良いというものの検討が必要と考えています。またボタンの大きさ・文字の大きさ・配置などスタイルにおいても、あまり小さくなく、複雑にしすぎない方が良いのでは...とも考えています。また数年後を見据えた場合には、PCだけでなくタブレットなどでの利用や白井先生が研究されていたゲーム端末などでの利用も参考に検討する必要があると考えています。 必ずしもWebブラウザだけで利用する方がいいのか、ネイティブアプリなどから、MoodleのDBにアクセスするようなものを用意した方がいいのかも考える必要があります。
  3. アナログメディアとの連携
    デジタル化が進んでも小学校の日常的なメディアは当面紙を中心にしたアナログ的なものにならざるを得ません。そこで喜多先生もツールを開発されておりましたが、紙データの効率的な取り込み方法や、逆に出力において採点・評価においても「よくできました」のハンコのようなものとそれを含む印刷などがあるといいのでは?と考えています。
  4. 教材コンテンツの内製化と共有
    一般的な教科を対象としたコンテンツのみならず、地域性のあるコンテンツや、伝統文化に関連したコンテンツなど、教材コンテンツを教諭がある程度製作できる、しかもブラウザだけではなく、無料のツールなどを使って簡単に製作できるような形を検討したいと思っています。 またそれらを比較的自由に共有し議論できるようなポータルも用意できないか...と考えています。
     

実際問題としては、さらに、小学校での実際の運用や、著作権や、保護者との関係なども含めて、様々なことの検討も必要ではあると予想されますが、まずは上記のような点についての研究としたいと思います。

このような研究をすすめるにあたり、本学の周辺小学校・関係機関などにも協力は依頼していくつもりですが、すでに鈴鹿市立国府小学校の福島先生のところの事例などはいうまでもなく参考にさせていただけないものかと考えています。 できましたら一度、訪問させていただいて、詳細についてお話を伺えたらと考えてもいます。 またほかの小学校や中学校において実践的に利用されているところも参考にさせていただきたいと思いますので、情報をいただけたら幸いです。(フューチャースクールなどでのLMS関連の事例があればそちらもお話を聞きに伺いたいと考えています。)

もしくは共同での研究や発表などしていただけるというのもいいかと考えています。

長文になり、とりとめのない内容になってしまっているかもしれませんが、ご意見などいただけたら幸いです。

 
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