OSSAJ ミニセミナー（2011年度第2回目）
消防本部への Moodle 導入事例
ミニセミナー概要
消防本部がMoodleを導入したらこうなった！
職員教育システムとして割り切らず、情報共有及び業務支援システムとしての利用も推奨した結果、Moodleが職員にとって利用率の高い身近な存在として浸透した「自治体イントラへの導入成功事例」をご紹介いたします。
全職員約3500人が利用している横浜市消防局のイントラサイトはMoodleを中心に構成され、各業務担当者によって自主的に開設された約30のコースはそれぞれ独自の進化を遂げています。 細かいルールは作成せず、自由度を重視した運用ポリシーを適用したことで、各業務担当者がコースを自己表現(アウトプット)の場とすることが可能となリました。 その結果、各業務担当者のモチベーションが高まり、現場(消防署)から見た業務の透明性も向上しています。
本発表では「実戦訓練に関する職員アンケートから、他部門在籍の意欲ある職員を発掘し、訓練運営メンバーに加えることで訓練の再構築に成功した事例」や「体力測定結果の入力を小テストモジュールで行い、個々に最適なトレーニングを提示し、いつでも過去のデータを参照することができる環境を整えた事例」などを通して、組織内におけるMoodleの新しい活用方法を提案します。 また、各コースが運営するフォーラムのRSS配信機能を利用したフロントページの情報集約機能強化により、各業務担当者からのお知らせや、各消防署からの取り組みなど組織全体の情報共有が促進された事例から、フロントページのポータル化を提案します。
※ Moodle : インターネットを利用した教育システムを構築するための eラーニングシステム。
ミニセミナー開催要領
- 【日時】2011年10月20日（木）17:00-18:30
16：45-17：00 受付
17：00-18：00 セミナー
18：00-18：30 Q&A - 【会場】 関東ＩＴソフトウエアー健康保険組合
市ヶ谷健康保険会館会議室
東京都新宿区市谷仲之町4-39 - 【地図】 下記URLをご参照下さい
http://goo.gl/maps/H1AT（Google マップ）
http://www.its-kenpo.or.jp/restaurant/itigaya_kaigisitu/map.html（健保組合 Web サイト） - 今回は Ustream 配信と講演資料の公開を行いません。ぜひライブ会場へのご参加をお待ちしています。
ミニセミナー講師
- 藤田豊 氏
横浜市消防局総務部企画課
平成10年４月、横浜市消防局の消防職員として採用され、８年間の消防隊としての現場経験を得た後、企画課にてオープンソースCMSの運用を担当する。 同時にeラーニングシステム導入プロジェクトに携わり「Moodle」に出会う。 このことがきっかけで、その後も組織内におけるオープンソースソフトウェア導入の企画立案、運用及び保守に深く関わることとなる。
オープンソースソフトウェアの導入支援ではなく、オープンソースソフトウェアをいかに使うかを考え、実践することが業務となっているオープンソースソフトウェアユーザである。
参加方法など
- 【募集人員】
25名 - 【参加費用】
無料 - 【お申込み・お問合せ】
このリンクにあるオンライン参加申込書に必要事項を記入のうえ、［送信］ボタンをクリックしてください。
電子メールまたはファクシミリでお申し込みいただく場合は、下記の項目を記載した申込書（書式自由）をinfo@ossaj.org または 03-5940-4582（ファクシミリ）宛てにお送りください。
- 【表題】OSSAJ ミニセミナー参加申込
- 【氏名】
- 【所属（会社名）】
- 【参加資格種別】以下のいずれかを選択して下さい
（賛助会員／正会員／一般会員／協賛団体会員／ゲスト）
ファクシミリ番号 : 03-5940-4582
以上