日本教育工学会論文誌特集号・論文募集のお知らせ

日本教育工学会論文誌特集号・論文募集のお知らせ

- Minoru Akiyama の投稿
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秋山です。『Moodle』を使って実践されている先生方、是非、投稿なさってください。

□テーマ       実践段階のeラーニング
□発行予定      2005年 10月
□論文投稿締切日  2005年  2月7日(月)
□主旨
 ブロードバンド環境の急速な普及により、eラーニング(情報通信技術を用いた遠隔教育:WBT,CSCL,授業映像の配信,遠隔講義など)は企業内教育から高等教育、初等中等教育まで幅広い分野で活用されるようになってきました。eラーニングは実験段階から実践段階へ移行しつつあるといえるでしょう。
 実践段階に入ると、実験段階とは違った問題がでてきます。今までeラーニングで提供されてこなかった新しい領域のためのプログラム開発、日本という地域性に配慮した教育方法の開発、様々な教育技術の統合的利用の原則の明確化、教育の質保証のための評価手法の開発など、eラーニングが普及するまでに解決しなければならない課題は数多くあります。
 そこで、日本教育工学会では、実践段階に入ったeラーニングについて、今後の普及のために必要な研究を幅広く扱った特集号を企画し、下記要領により論文を募集することにしました。対象は初等・中等教育、高等教育、生涯教育・企業内教育など、幅広くとらえております。これらの分野で研究や教育実践をしておられる会員各位にはふるってご投稿くださいますようお願いいたします。

□対象となる研究
eラーニングの発展状況に関する調査研究
既存のeラーニングの問題点を解決するための開発研究
インストラクショナルデザインに関する理論研究
eラーニングの評価手法に関する研究
モデレーションや制度・組織に関する研究
新しい領域におけるeラーニング実践研究
その他実践段階のeラーニングに関するあらゆる研究

□募集論文の種類
通常の論文同様に、論文、資料、寄書を募集します。投稿規程ならびに査読は、通常の論文誌の場合と同じです。(ウェブを参照:http://www.jset.gr.jp/thesis/kitei.html)なお、ショートレターとして既に掲載されている内容あるいは研究会や全国大会で発表された内容を発展させ、論文として投稿することも可能です。なお、内容が特集号の主旨と異なっている場合に一般誌として査読を受けていただくこともありますので、あらかじめご了解ください。

□論文送付先
日本教育工学会編集委員会

□特集号編集委員会
永岡慶三        (早稲田大学)
赤倉貴子        (東京理科大学)
赤堀侃司        (東京工業大学)
鈴木克明        (岩手県立大学)
平嶋 宗        (広島大学)
福原美三        (NTTレゾナント)
堀田龍也        (静岡大学)
松居辰則        (早稲田大学)
牟田博光        (東京工業大学)
山内祐平        (東京大学)
山田恒夫        (メディア教育開発センター)

□問い合わせ・ウェブサイト editor@jset.gr.jp http://www.jset.gr.jp/