携帯電話での学習活動

Re: 学校(表)サイト普及の足掛かりというアプローチ

- Tatsuya Shirai の投稿
返信数: 0

 特に首都圏では不審者情報のメーリングリストがそれなりに活用されていると聞きます.
 さらにいまこの瞬間はタイムリーで,保護者や学生に対して緊急連絡を行う手段の確保が求められています.小中学校(高校も?)は連絡網が昔は配布されていました.ところが個人情報保護法の影響で取り止めた学校が多いとも聞きます.
 高等教育機関では情報処理センターで学生用のメールアカウントを用意しています.しかし携帯電話の普及した近年では,このメールアカウントを活用する学生はほとんど居ません.それならばいっそ,学生や保護者自身によって携帯電話のメールアドレスをCMSに登録して頂いた方が学校や担任,授業担当者から連絡を取りやすい.
 当方のMoodleのサイトにも学生のメールアドレスを登録して貰っているのですが,学生は気軽に自分の携帯電話のメールアドレスを変えてしまいます.しかしMoodleのメールアドレスは変えてくれない.その結果,"Mail Delivery SystemよりUndelived Mail Returned to Sender"なメールが毎朝,10通前後,管理者(私...)のメールアドレスに届きます.これを積極的に自分から変えて貰うためには,学校表サイトであるMoodleが魅力的な場となり,フォーラム投稿の要約メールなどが届かないと不便だ,と学生に感じて貰うことでしょう.

 携帯電話キャリアや都道府県が出資して日本語ローカライズされたMoodleの継続的な開発とサポートを行う非営利団体を立ち上げ,安価に設置と運用を行う仕組みって作れないでしょうか.たとえば三重県からはじめる,ということも考えられますね(^^).地域イノベーション学研究科あたりにピンと来る人材はいらっしゃらないでしょうかね.