市橋と申します。
レポートのコピペ検出についていろいろと漁っておりましたところ,
turnitin というサービスを見つけました。
↓これを利用されたことある方いらっしゃいますか?
http://www.turnitin.com/static/pdf/datasheet_Moodle_9-05.pdf
市橋と申します。
レポートのコピペ検出についていろいろと漁っておりましたところ,
turnitin というサービスを見つけました。
↓これを利用されたことある方いらっしゃいますか?
http://www.turnitin.com/static/pdf/datasheet_Moodle_9-05.pdf
この手のツールを使用したことは無いですね.
調べてみていませんが,結構,高価なものでは無いですか?
でも,課題の独立性のチェックはチャレンジするネタとしては面白そうです.
どこまでチェックするのか,そのハードルの設け方によってはとても簡単に機能追加できそうですよ.一番難しいのはコピー&ペーストのチェック,特にネット上から得た文章などを提出物の中に含むかどうか,ですね.これは大掛かりな作業になりそうです.でも,
をリストアップする機能は簡単に作れそうです.そんな馬鹿な,と思うかも知れませんが,友人が作成したプログラム課題をそのまま提出する学生がたまに(結構?)居ます.バイナリファイルでも(WordやExcel)単なるコピーならば上記チェックで何とかなるかも知れません.
作った私も使ったことが無いJokeプログラム,KoreDareno.exe(Windows用)は一応,C/C++/N88-BASICのプログラム課題を対象としていますが,バイナリファイルのチェックも可能です.
http://www.suzuka-ct.ac.jp/mech/ai_mech/~shirai/ProductsPage/Freeware/KoreDareno/index.html
#ジョークで作り始めたのに,途中からかなり本気になってしまいました^^; たまにはプログラムを作らないと腕が鈍りますからね.
私が担当する実験のレポートは手書きのみ可としています.以前に奥村先生のブログにも書きましたが,着任初年度に懲りました.ワープロですと,本文を丸々コピーして,しかも特に悪いことだとは感じていないようでした.手書きのみOKとしても,友達の手書きレポートをコピー機でコピーしたものを提出した学生には軽い感動を覚えましたが...
システムというよりも,学生と教師のモラルの問題のような気がしますね.
私は,丸写しでも,手を使って目を使って書き写す作業を通して,何かを学び取ってくれると期待しています.もちろん,中身もチェックします.
手書きのみOKのちょっとした弱点は,ICT教育の機会を失っている点ですね.でも,放っておいても学生はアッと言う間にソフトウェアの操作方法や活用法を学んでしまいますので,あまり心配していません.それよりも,いまだにPowerPointを使えない教授の方が私は心配です--;.
レポート自動採点機能というのは可能なのでしょうか.他人の提出物と中身が違えばオリジナルなので高得点,というのも変ですよね?
#ボリューム,丁寧さ,読みやすさの工夫で配点の50%,残り50%を課題の内容の良し悪し,大体はこれくらいの比率で評価しています.
この件に関して以下のディスカッショントピックスを派生させました.
http://moodle.org/mod/forum/discuss.php?d=109117
ほぼ一致すると思われる(SHA1ハッシュ値およびファイルサイズが一致)提出物をチェックする機能を実装してみました.
> 本学でもシングルキャンパスライセンスで見積りを取っていただいたのですが、学生2,228名で400万ていどでした。
これは,やはり年間400万円ですよね.2,000名強の学生を擁し,多くの教員が利用してくれる(たとえば20名でも)のであれば安いものですね.
ちなみにGoogleなどの検索エンジンを利用すると安価にシステムが作れるかも,などと考えました.たとえば以下の7個のキーワードを入力すればヒットするのは1件のみです.
”SAT 非線形 シリコーン スポンジ 丸棒 円筒形状 多関節”
提出されたレポートから意味のある単語を抜き出し(これが一筋縄では無いのでしょうね...),キーワード10個で検索しても該当するページがあるならば怪しい,と.なお,ここで単語を切り出すのに辞書を使うのは良くありません.たとえば”ミッシング・リング”(正しくはミッシング・リンク)のように間違った単語をWebからコピーしている場合もありますし,その方が「おいおい,コピーしたのではダメでしょう!」と指摘しやすいですよね(笑).
Googleがオリジナルの文章からどのようなアルゴリズムで単語を抜き出してインデックスにしているのかが分かれば,それと同じアルゴリズムでレポートから単語を切り出せると良いですね.
インターネット上のネタ元のページを探すコピペチェックと,「なかよし発見システム」は別ですね.仲良しグループを探し出すプロジェクトの方がちょっと面白そうです.距離,頻度,関係性,いろいろとアルゴリズムが考えられそうですね.文章を信号に変換して相互相関を調べたり,周波数解析を行なったり.ニューラルネットワーク/隠れマルコフモデル...きっと誰かが既にやっているのでしょうねぇ.